[全般]イタリア政局不安でリスクオフ
東京市場ではイタリア政局不安への懸念から日経平均株価が下落して始まるとドル円も109円を割り込む場面も見られた。
欧州市場が始まったところでイタリア中銀のビスコ総裁が「イタリアは信頼という掛け替えのない資産を失う数歩手前にいる」と発言。政情不安の拡大からイタリア2年債が下落。大統領と議会多数派との対立から7月末にもEU離脱を問う再選挙の可能性が高まり、欧州各国株式市場の下落を招いた。スペインの不信任決議案も懸念されユーロは対ドル対円で売りが加速した。
連休明けNY市場も欧州政治不安の高まりからNYダウが下落。原油価格の下落も重なり一時500ドルを超える下落となったことでリスクオフの動きから円高が進行。ドル円は108円前半まで下落。その後は上昇に転じたものの市場の不安感は払拭されずにいる。
また、トランプリスクも燻る。
トランプ大統領は北朝鮮を巡り対中制裁最終案を6月15日までに発動すると発言。500億ドルの中国からの輸入品目に対して25%の関税をかけるというものだ。これにより再び貿易戦争の様相を呈してきたことも円高要因として懸念されている。
また、ブラード・セントルイス連銀総裁が「政策金利は既に中立に近い」「経済指標が著しく改善しない限り追加利上げはすべきではない」と発言。総裁は投票権を持たないものの、来月のFOMC会合では今後の利上げに影響する可能性もある。
欧州危機がECBだけではなくFRBの金融政策にも影響を及ぼす可能性が出たことで市場のリスク回避の動きはもう暫く続くと思われる。
流れが変わるかどうかを見極めるまでは一方向のポジションは持ちにくい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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