ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-10

[全般]FOMC会合からECB理事会へ

本日未明に開かれたFOMC会合では年内利上げ見通しが3回から4回に引き上げられたことでドルは全面高。しかし、その後は元のレベルに押し戻されるなど往って来い。本日開かれるECB理事会を控えポジション調整の動きがもう一段強まる可能性があるが、その後はイベントリスク後退で円安が期待できそうだ。
昨日の東京市場では前日の米朝首脳会談が一先ず終了したことから安心感が広がる中で円売りが先行。欧州市場にかけてドル円は110円71銭まで買われたが、その後はFOMC会合を控えドル売りの動きが強まった。
NY時間に発表された米5月PPIが前年比で3.1%と予想の2.8%を上回るなど6年4か月ぶりの高水準となった。しかし、その後のFOMC会合を控え反応も限定的。
そのFOMC会合では政策金利を予想通り0.25%引き上げ、年内利上げ見通しを3回から4回に引き上げた。また、GDPや物価見通しも引き上げたことからドルは全面高。
その後行われたパウエルFRB議長の記者会見では「来年1月から毎回のFOMC終了後記者会見を行う」と発言したことで更にドルが上昇。ドル円は110円85銭まで買われた。
しかし、その後WSJ紙が「米政府は早ければ15日にも中国製品への関税を準備」との報道でドルの売り戻しが強まった。また、NY株式市場も三指数ともに下落したことから円の買い戻しも重なりドル円は110円30銭付近まで押し戻され往って来い。
一先ずFOMC会合はタカ派的な内容となったことで今後利上げ期待から中期的なドル買いの動きは継続するとみるが本日開かれるECB理事会を控え慎重な動きが予想される。
ECB理事会では年内にもQEを終了するとの見方もある一方で、昨日発表されたユーロ圏4月鉱工業生産が予想を下回るなどの懸念が燻る。
また、貿易摩擦やイタリア政治不安などもあり利上げ時期が後退するとの見方もある。
いずれにしても、イベントリスクが終了し日銀との金融政策の違いからの円安は継続とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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