ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]各国要人発言でも影響は限定的

各国金融要人発言が相次ぐ中で通貨への一時的な影響は見られたものの膠着感は払しょくされなかった。貿易戦争への懸念を背景に動きにくい相場が当面継続するとみる。
昨日の東京市場では上海総合指数や日経平均株価が前日の大幅安から一転して大きく上昇。リスク回避の動きが後退したことでドル円も110円台での底堅い動きで推移。
欧州市場では前日から始まったECBフォーラムで各国中銀総裁などの発言が相次いだ。
ノボトニー・オーストラリア連銀総裁が「ユーロが対ドルで下落すると予想」との発言で一時ユーロが下落する場面も見られた。ECBのドラギ総裁や日銀の黒田総裁、そしてパウエルFRB議長の発言はこれまでの政策姿勢を改めて示すものとなった。特にパウエルFRB議長は段階的な利上げを継続すると明言したことで米長期金利が上昇。それに伴いNYダウは7日続落となったが小幅な下げにとどまった。一方ナスダックやS&Pは小幅上昇に転じるなど米中貿易摩擦への懸念は燻るものの徐々に落ち着きを取り戻し始めているようにもみえる。
一方、この日はEUが対米報復関税を22日に発動することを発表するなど、米中だけでなく世界的な貿易戦争への懸念が意識される。
米国を中心とした世界的な景気の強さは継続するものの、貿易戦争が景気を悪化させるとの見方もあることから市場は慎重な動きが目立つ。
相場の硬直状態が長く続くようなら緩和政策を続ける円が売られやすくなり、ドル円クロス円は底堅い動きが予想される。
ただ、暫く関税合戦の落としどころが見えてくるまではポジションを一方向に傾けにくいものの、最終的に金融政策の違いが相場の流れを作るとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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