[全般]貿易摩擦、実体経済への影響懸念
昨日の東京市場では日経平均株価が大きく上昇したことでドル円は底堅い動きが続き、110円後半まで上昇。しかし、欧州市場に入ると米長期金利や日経平均先物が下落して始まるとドル円も失速。
イタリアの上院財務委員長にユーロ懐疑派のアルベルト・バニャイ議員が指名されるとの報道でユーロが対ドル対円で下落に転じた。また、独自動車大手ダイムラー社が貿易摩擦を背景に業績見通しを引き下げたことから株価全般に売りが強まった。
一方、ロンドン時間に開かれたBOE政策会合では利上げに前向きな内容となったことからポンドが上昇。ポンド円が上昇したことでクロス円も全般に買いが進んだ。
その後発表された米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が19.9と予想の29.0を大きく下回ったことからそれまで堅調な地合いで進んだドルが一気に下落に転じた。
また、NYダウも8日続落となる中でナスダックやS&Pも下落に転じるなど世界的同時株安となった。
貿易摩擦が激化する中で実際に独自動車大手ダイムラー社の業績見通しの引き下げが懸念されると同時に米製造業景気指数の悪化が重なり実体経済への懸念が広がった。
昨日は中国商務省が「米国が新たな関税リストを公表するなら中国は質と量の手段で対応する」と発表するなど報復合戦が泥沼化するリスクが高まる。
この動きに歯止めがみられないようならリスクオフの動きからドル円やクロス円の上値も抑えられる。
ただ、NY株式市場では貿易摩擦により買われる銘柄も見られることから下落にもいずれ歯止めが掛かるとの見方もある。
今日は週末ということから株価やドルの買い戻しの動きが入りやすく、過度に悲観的な見方には注意したい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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