[全般]月末期末、そして週末に向けた調整
東京市場では前日のNY市場で株価が下落して引けたことから日経平均株価が軟調な地合いで始まるとドル円も110円を割り込んだ。しかし、その後は株価の買い戻しや米長期金利が上昇したことでドル円は反発。
欧州市場では今日から始まるEU首脳会談への思惑からユーロ売りでスタート。ユーロドルは1.1527ドルまで下落したものの前週付けた今年最安値には届かず反発に転じた。
EU首脳会議では難民問題に関する話し合いが難航するとの見方があり、最終的に結論は先送りされるとの見方からこれ以上のユーロ売りには繋がらなかった。
NY市場では貿易摩擦への懸念が残るものの、今日が期末で月末、そして週末ということから株式市場全般に買い戻しの動きが強まり三指数ともに上昇。
この日発表された米1-3月期GDPデフレーター・確報値が2.2%と予想の1.9%を上回ったことも安心感を与えた模様。
結局ドル円は110円ミドル付近に上昇し米長期金利も小幅上昇するなどドルの底堅い動きの中でクロス円も全般に買い戻された。
期末などに向けたポジション調整の動きは今日も継続するとみるが、貿易摩擦や難民問題などによる市場の不安は燻る。
来週には再びリスク回避の動きが強まるとの見方があるだけにドル円クロス円も積極的な買いは控えておきたい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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