ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]米中貿易摩擦から日米協議へ

米国の中国に対する2000億ドル規模の追加関税を今日にも発表するとの観測が高まりドル円の上値が抑えられている。
先週末にWSJ紙が米国が中国に対して17日か18日に賦課すると報道が流れた。そのような状況下で昨日は日本が祝日ということもありアジア市場では寧ろドル円は112円を挟んでの底堅い動きが続いた。
欧州市場に入るとイタリアの経済財務相の発言を受け財政赤字問題が後退したことでユーロが上昇。ポンドもブレグジット懸念が後退したことで上昇。対円でもユーロやポンドが上昇したことで円安ドル安の綱引き状態となりドル円は殆ど動きが見られなかった。
NY市場ではこの日発表されたNY連銀製造業景況指数が19.0と予想の23.0を下回ったことでドルが全面安となりドル円も111円後半に下落したが影響は限定的となった。
しかし、NY市場の引け間際にトランプ大統領が「NY市場終了後に対中貿易についてアナウンスする」との発言を受けNY株式市場が下落。リスク回避の円高が進んだもののドル円は111円76銭付近で下げ止まった。既に市場は先週末から織り込み始めており大きな影響は見られなかった。寧ろ、トランプ大統領は国内の影響を考慮して税率を25%ではなく10%に引き下げるのではといった見方も浮上。そうなれば市場に安心感が広がり円安が進む可能性もある。
ただ、ドル円の上値にも限りがありそうだ。
今週21日には日米新貿易協議が開かれる予定だが、次は日本に対して自動車や農産物へ圧力をかけてくる可能性が高いためだ。
先週末にはマナフォート元選対本部長の有罪が決まりロシア問題が更に追及されるとの見方もある。
しかし、これらのネガティブ材料が山積状態にもかからわずドル円クロス円は底堅い動きがみられる。市場は大分織り込んでおり、ちょっとした好材料に反応しやすい。
慎重に押し目買いのチャンスを待ちたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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