[全般]リスクオンでもドル安
昨日の東京市場では自民党の総裁選挙で安倍首相が総裁三選を果たした。市場への影響は限定的ではあったものの今後の日米関係継続という面でもリスクは回避されたといえる。
欧州市場に入るとポンドとユーロがともに上昇でスタート。英国ブレグジットを巡りメイ首相が合意に自信を示したことでポンドは上昇。また、米国とEUが25日にも通商協議を行うとの報道からユーロも上昇。ユーロはこれまで強いレジスタンスとして見られた1.17ミドルを上抜け、ポンドも上値を切り上げた。
NY市場でも米中貿易摩擦の懸念の後退によりNYダウは8か月ぶりの史上最高値を更新。ナスダックやS&Pも上昇するなどリスクオンムードが広がりドル円は112円59銭まで上昇。しかし、ドルも全般に売りが進んだことでドル円の上値も抑えられている。
市場は貿易摩擦やブレグジット、そしてNAFTA問題など最悪な状況を最初に織り込んだこともあり、その後の進展がみられると買い戻しの動きが強まるといった状況が続いている。
依然として米中、日米、日欧の貿易摩擦の懸念が燻る中で俄かにリスクオンの動きになるのか注目される。ただ、昨日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を上回るなど米国経済の強さを背景とした安心感が株価を押し上げる大きな要因になっていることは間違いない。
市場は慎重ながらも好材料を求めて一段のリスクオンが進む可能性が高い。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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