[全般]G20に向け神経質な展開
今週はG20に向けた米中摩擦への思惑から神経質な展開が予想される。
先週開かれたFOMC会合では約半数のメンバーが年内利下げの可能性を示唆したことでドルが全面安となりドル円は一時107円05銭まで下落した。一方、緩和期待からNY株式市場は三指数ともに上昇。週末のNY市場でNYダウが一時最高値を更新する場面も見られドル円も107円後半まで上昇。その後は利食い売りなどに押される格好で三指数ともに小幅下落に転じたものの、市場全体に安心感が広がる。
今週末にはG20サミットが大阪で開催されるが注目は米中首脳会談への思惑が交錯し神経質な展開が予想される。
中国が歩み寄る形で一時的にも緩和ムードが広がり関税引き上げが回避されるようなら利下げ期待が後退。ドル買いと同時にリスクオンの円安が進みかねない。
ただ、最終的な合意にはまだまだいくつもの壁があり一時的なポジションの巻き戻しの範囲を脱しないとみる。
先週のFOMCで緩和姿勢が示されたことで週末にかけてユーロやポンドの上昇が一気に進んだことによりドル安の流れの勢いが今週も続くと予想する。
一方で、イランに対する攻撃が一先ず回避され株式市場の上昇などからリスク回避の動きが後退。
クロス円の上昇を背景に神経質ながらもドル円は週末にかけて底固めからじり高の展開を予想する。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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