[米ドル円]材料難での膠着状態

週明け東京市場でドル円は仲値にかけて買いが強まり108円07銭まで上昇。参院選で自民与党が過半数を獲得したことで市場に安心感が広がった。
しかし、イランがホルムズ海峡で英国船タンカーを拿捕したことなどから中東の地政学的リスクの高まりなどもあり上値も限定的となった。
また、トランプ大統領が「金融引き締めが我が国の競争力を低下させている」「金利は低くあるべきだ」「速やかな利下げが妥当」などFRBへの利下げ圧力を加えた。また「他国が自国通貨を操作して資金注入しているのは不公平」と発言。ECBや日銀に対する通貨安への口先介入とも思える発言もドル円の上値を抑えた。
一方で日銀黒田総裁はワシントンで「強力な緩和を続ける」と発言したが市場への影響は限定的となった。
全般にFOMC前に過度な利下げ期待の反動からドル買い戻しの動きが強まるとみているが、実際に会合の結果を見るまでは108円を挟んでの膠着状態が続くとみてよいだろう。
ドル円予想レンジ:108円30銭(61.8%)~107円60銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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