[全般]クロス円の動向に注目
FOMCでは年内の追加利下げ期待の後退によりドル高が進んだもののNY株式市場は比較的落ち着いた動きで推移したことからドル円は底堅い動きが見られた。
しかし、先週末にはリスク回避の動きが高まりドル円とユーロやポンドを中心としたクロス円ともに下落に転じた。
メルケル首相が「ドイツは均衡予算を堅持する」と発言。財政拡張策への期待が後退したことでユーロが下落。
英国離脱担当相とEU離脱交渉官との会談では目立った進展が見られなかったことを受けポンドも下落した。
NY時間には米中協議で訪問中の中国代表団が来週予定されている米農家の視察を中止し、予定を早めて帰国するとの報道でNY株式市場は三指数ともに下落。
米長期金利も低下するなどリスク回避の円買いが強まりドル円は107円ミドルまで下落した。
また、ポンド円やユーロ円などのクロス円も下落に転じた。
米中協議進展への期待、サウジアラビア問題も後退。FOMCや日銀、BOE政策会合などのイベントが終了したことでリスクオンの動きが強まるかと思われたが一転。
今週は米中協議やイランへの制裁、合意無きEUからの離脱といった不透明感が燻る中でドル円やクロス円の下落が加速する可能性が高い。
ただ、直近では米小売売上や鉱工業生産、住宅着工や中古住宅販売などが予想を上回る好調な結果を示している。
今週も新築住宅販売やGDP、PCEデフレーターなどの重要指標が発表される。
低金利を背景に住宅関連などの回復が目立つ中で今週も予想を上回る好結果が示されるようならNY株価や金利の上昇に繋がる。
ここにきて相場は期待と失望が繰り返されるなど一進一退の動きが続いている中でクロス円主導の相場展開が目立つ。
9月に入りクロス円主導の動きが活発化しており、ドル円の方向性を左右している。
クロス円の下落が継続するようならドル円も107円を割り込む可能性もある。
しかし、これまでも同様なリスク時にも結果としてドル円の底値は固く、今回もクロス円の動向を見極めながら買いのチャンスを探る。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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