[ポンド円/ポンド米ドル]もみ合いから放れ


ポンド円は3週間余り140円を挟んで2円幅でのもみ合いが続いている。ドル高が進むなかでドル円の上昇とポンドドルの下落圧力が完全に均衡状態となっているためだ。
先週からいよいよ英国総選挙運動が本格的に始まった。世論調査では労働党が有利となっているが不透明感が漂う。
先週末にスコットランドのSNP党首選挙ではどの政党も過半数に至らないハングパーラメントになればブレグジット阻止に動くと発言。
依然として先行き不透明感は払しょくできないものの、最終的に合意に至るとの見方が根強い。
この長いもみ合いから放れるにはポンド買いが強まるか円安が強まるかのどちらかの動きが必要だ。
ポンドドルの日足を見るとダブルトップのネックラインを若干だが下回って引けており、一段のポンド売りが強まる可能性が高い。
ポンドドルの下落が加速するようならポンド円も下に放れるきっかけとなるだろう。下値目途としてはボリンジャーバンドの下限であり半値戻しとなる137円70銭付近がサポートレベルとなる。
反対に、株価上昇によるリスクオンが強まるようならドル円が110円を試す展開となりポンド円もボリンジャーバンドの上限を上抜け今年5月に下落が始まる前のレベル143円後半を試す展開が予想される。
今週のポンド円予想レンジ: 143円60銭(76.4%)~137円70銭(BB下限)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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