[米ドル円]日銀追加緩和も材料出尽くし
日銀は国債買い入れ額を無制限にし社債CP買い入れ枠を3倍にするなど大胆な追加緩和を発表。しかし、これは先週既に発表していたことからドル円は売りで反応。材料出尽くし観からの円買いが進みドル円は107円05銭まで下落した。その後買い戻しが入ったもののNY市場ではドル売りが進む中で一時107円を割り込む場面も見られた。
NY株式市場が3指数ともに上昇したことでリスクオンの円安と米長期金利の上昇によるドル買いからドル円は下げ止まった。
明日から日本の一部ではゴールデンウィーク入りとなることからポジション手仕舞いを中心とした動きが進んだとみる。
今日からFOMC会合が開かれるが、既に州地方債購入範囲拡大が示されることを市場は織り込んでいる。追加緩和で反応するよりも経済対策としてドル買いに反応する可能性が高いとみる。
目先ドル円は底を探る展開も想定されるが106円を割り込むほどの勢いはなく、寧ろ反発のタイミングを狙いたい。
ドル円予想レンジ:107円60銭~106円70銭(BB下限)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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