[米ドル円]米中対立と経済活動再開期待

先週のドル円は107円07銭から108円08銭と1円の狭い値幅で収まった。
週初は米小売売上の悪化や米中対立への懸念から安く始まったドル円も日銀臨時会合への期待から上昇。
ワクチン開発などの期待も高まり108円台に上昇したが、全人代を控えトランプ大統領の中国に対する圧力が高まるなかで下落。今日は米国がメモリアルデーで祝日ということもあり週末で短縮取引の中でポジション調整が入り107円ミドルで引けている。
米中対立が激化する中では比較的おとなしい動きが寧ろ不気味ともいえる。
今週28日まで続く全人代で、米国との軋轢が限定的との見方が認識されればリスクオンの高まりからドル円は108円台を試す展開を予想する。
世界的な経済活動再開に向けた動きを背景に、直近の欧米経済指標が好調な結果を示すようならドル円の押し上げ要因となる。
もし米中対立が激化するようならリスクオフの動きからドル高円高の動きが強まりドル円は106円ミドル付近までの下押しも想定される。
結果的にドルと円は同じ方向に動くことから上下どちらも大きな動きにはなりにくい。
今週のドル円予想レンジ:108円60銭(76.4%)~106円50銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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