[全般]リスクオン継続
東京市場ではトランプ大統領が「中国に対する制裁、今週末までに更に明らかになるだろう」と発言するなど米中対立への不透明感が漂う中で日経平均株価は堅調な地合いで推移。ドル円も107円ミドル付近でのもみ合いが続いた。
欧州市場では軟調な地合いが続いていたユーロが一気に上昇に転じた。
EU欧州委員会が「新型コロナウイルス危機からの経済再建に向けた7500億ユーロの基金の新設を提案する」と発表したことでユーロは1.1031まで買われた。
一方、ポンドは急落。英国首相報道官が「政府見解に変更はない。Brexit移行期間は12月31日に終了」と報道。移行期間の延長をしないとの意向を強調したが、EUとのFTAの締結がないままでは無秩序な離脱に陥るとの見方が広がりポンド売りが強まった。
ただ、市場には新型コロナによる過度な悲観論が後退する中でリスクオンの動きは継続。
ドル円はNY株式市場が前日に引き続き大幅高となる中で107円94銭まで上昇。
しかし、米長期金利が低下する中でドルの上値は抑えられた。
上昇したユーロだが7500億ユーロの基金創設に対しては全加盟国の同意が必要となることから下落に転じた。ポンド円の売りなども加わりドル円も107円ミドル付近まで押し戻された。
ただ、引けにかけて株式市場が上昇幅を拡大するとリスクオンの円安が進みドル円クロス円ともに底堅い動きが強まった。
米中対立によるリスクは燻るものの、中国からの報復制裁は限定的とみる。
市場は米国だけではなく欧州や日本も香港問題に関しては否定的な見方を示している。
世界を相手に本格的に争うことは中国も避けたいところだろう。
最終的に米中対立によるリスクよりも新型ウイルスワクチン開発や経済活動再開への期待が上回ることからリスクオンの動きは今日も継続するとみてよいだろう。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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