ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]リスクオンの円安ドル安加速

世界的な経済活動再開が進む中で昨日はECB理事会で追加の緩和策を打ち出したことでユーロが上伸。NY株式市場も調整の動きをこなす中で市場のリスクオンによる円安ドル安の流れが加速。ドル円クロス円ともに堅調な地合いが続く。
昨日の東京市場でドル円は109円台で始まったものの利食い売りが先行。その後は堅調な株式市場の動きに支えられる格好で109円台を維持していたものの欧州市場では再び下落。
ECB理事会を控えクロス円の調整的な売りが散見された。
注目のECB理事会では政策金利は予想通り0.0%で据え置かれたものの3月にスタートした7500億ユーロのパンデミック緊急購入プログラムPEPPを1兆3500億ユーロに拡大することを発表。これを受けユーロは一気に上昇に転じた。追加緩和や大規模経済支援などを背景に欧州全体に景気回復期待が広がる中でユーロが上昇幅を拡大。つられてポンドも上昇したことでドル全般に売りが強まりドル円は108円61銭まで下落した。
NY市場ではダウが小幅ながらマイナスで始まったこともドル円の上値を抑えた。
しかし、ユーロ円などを中心にクロス円が全面高となるなどリスクオンは継続。
原油価格も堅調な地合いを維持するとともに米長期金利が3月27日以来の0.8%台に上昇。引けにかけNYダウも小幅ながらプラスに転じたことでドル円は109円台を回復して引けている。
日米欧と主要国が大規模な追加対策を打ち出すなど、世界各地の景気回復期待の広がりが株価を押し上げリスクオンの円安が進んでいる。
やや、やりすぎの観はあるものの、パンデミックによる過度な悲観論が後退したことで市場のリスクテイクの動きはまだ始まったばかり。
とにかく流れについていくしかないが、急落のリスクもあることは頭に入れておきたい。
今日の雇用統計の結果が予想を下回るようなら一時的に下振れのリスクもあり要注意。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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