[全般]NY株価、金小反発
昨日の東京株式市場では実需も含めたドル円の買いが先行し105円47銭まで上昇。しかし、前日の高値105円49銭には届かずに失速。
前日のNY株式市場が大きく下落して引けたことで日経平均株価や上海総合指数などの下落がドル円クロス円の売りを強めた。
結局ドル円は105円21銭まで下落しユーロやポンドも対ドル対円で売りが先行した。
特にポンドは英政府による労働者支援策発表を控え期待の高まりから1.26後半から1.27後半に上昇。
一方、ユーロはこの日発表されたドイツの9月IFO景況感指数が予想を下回ったことで上値の重い展開が続いた。
NY株式市場が軟調な地合いの中でユーロは1.1626まで下落したが、その後NY株式市場が上昇に転じた事でドル売りが再開。
リスクオンの動きが強まりクロス円が全般に上昇。ドル円は105円50銭台に乗せたもののドル売りの動きも同時に強まったことで上値が抑えられた。
また、4日ぶりに金価格が上昇に転じた事で資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどの買い戻しの動きが目立った。
昨日のNY株式市場は小幅ながら反発に転じた事で市場の不安はやや後退。
しかし、欧州全般に広がる新型コロナウイルス感染第2波による経済への打撃が懸念される中で株式市場に本格的な調整が入る可能性が燻る。
もし株式市場が大きく下落することになればリスクオフのドル買いが強まると、これまで積み上がったユーロロングの投げを誘発するとみてよいだろう。
その時はドル高以上に安全な円買いの動きが強まることからドル円クロス円も下落するリスクが高まることになりそうだ。
今日から9月末にかけてのNY株式市場や金の動向は要注意。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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