[ユーロ米ドル]強い経済指標とドル高

東京市場からリスクオンのドル安が進みユーロドルは底堅い動きで始まった。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏2月ZEW景況感調査が予想を上回った事や、ユーロ圏10-12月期四半期GDP改定値が上方修正されるとユーロ買いが先行。1.2169まで買われた。
しかし、1.2170付近から上には纏まった売りが並んでいたことから上値が抑えられると利食い売りが強まり反落。その後発表された2月NY連銀製造業景気指数が予想を大きく上回ると米長期金利が上昇。ドル買いの動きが強まりユーロドルは1.21ドルを割り込んだ。
引けにかけて反発する場面も見られたが上値の重い展開が続く。
新型コロナ感染拡大鈍化がみられる中で欧州経済指標の改善もありユーロの下落に歯止めが掛かりつつある。しかし、それ以上に米長期金利上昇によるドル買いの動きがユーロの押し圧力となっている。
ユーロ買いとドル買いの綱引き状態が始まっており、当面は1.22ドルを天井とした横ばいの動きが続くとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2150~1.2060(50%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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