[全般]米中金融政策会合に注目
先週開かれたECB理事会では今後3か月間PEPPの購入ペースを加速させることを決定した。しかし、1兆8500億ユーロ拡大に対し具体的な数字を示さなかったことでユーロは対ドル対円でも買いが進んだ。
世界的な金利上昇が進むものの株式市場は堅調な地合いを保っている。各国中銀や政府による大規模緩和や財政出動により市場には余剰マネーがあふれており、それがリスク商品に流入。株式市場だけではなく原油や銅などコモディティ市場が堅調に推移しておりリスクオンの円安が特に目立っている。
今週はFOMC会合に加え日銀政策会合が開かれることから市場はこれまでの流れに変化が起きるのか注目が集まる。
FOMC会合では米長期債利回り上昇を抑えるために債券購入額を拡大するか注目。パウエルFRB議長や他のメンバーはこれまで金利上昇をある程度容認する姿勢が示されている。
しかし、更に金利が上昇するようなら株式市場への影響が警戒されることから何らかのメッセージが示されるようならドル売りが強まりかねない。
一方、日銀政策会合ではマイナス金利の深堀余地が明確化されることを市場は織り込み始めており円安が既に進んでいる。ただ、長期金利の変動許容幅拡大を容認するようなら金利上昇による円買いには注意が必要だ。
いずれにしてもワクチン接種の拡大による経済正常化に向けた動きは始まったばかりであり、それによるリスクオンの流れは今後も継続。
日米金融政策会合で一時的な調整が入ったとしてもリスクオンの円安の流れに変化はない。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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