ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]米金利高止まりと株価下落

先週は日米金融政策会合が開かれ双方ともに緩和政策継続を改めて示唆したものの米長期金利は高止まりとなり株式市場が軟調な地合い。ドルは全面高となる中でリスクオフの円買いが進みクロス円は下落に転じた。
今週は米長期金利上昇に対して株式市場の下落が更に高まるようなら再びパウエルFRB議長の発言や物価指標などに注目が集まる。

先週末の東京市場で日銀は政策会合後の声明で「ETFの買い入れ原則年6兆円目標を削除」「長期金利の変動幅を±0.2%から±0.25%に広げる」とした。また、ETF購入を必要時だけにするとともにこれまでの日経平均連動型を除外しTOPIX一本にすることを決定。
これらは想定内であったものの日経平均株価が大幅下落となったことからリスクオフの円買いが進みドル円は108円63銭まで下落した。
米中会談では激しいやり取りが交わされたことから上海総合指数が下落。地政学的リスクの高まりからの円買いもみられた。
その後は米長期金利が上昇したことでユーロを中心としたドル買いが強まりドル円も上昇に転じた。
NY市場ではFRBが米近郊の自己資本比率に影響するレバレッジ比率SLRの特別措置を予定通り3月末で終了するとの報道で国債や株式が下落。金利が上昇するとともにリスクオフのドル買いが強まった。同時に円買いに反応したことでドル円クロス円ともに下落。ドル円は108円77銭を付けた。
その後は株式市場が下げ渋ったことや長期金利が低下したことでドル円クロス円ともに買い戻しが入ったものの上値は限られた。
先週はFRBが改めて緩和政策継続姿勢を示したことで米長期金利上昇も一服感が出るかと思われた。しかし、週末には再び1.7%台に上昇するなど抑制効果は限られた。NY市場も三指数ともに週を通して軟調な地合いとなったことから金利高によるドル高に加えリスクオフのドル買いが進む一方で円買いも進んだ。
今週も金利上昇が継続するようなら本格的な株価下落につながる可能性もあり、波乱含みの展開が予想される。
ただ、日米欧の大規模経済対策に加え長期緩和継続による金余り状況に変化はない。
最終的にリスクオンの動きに戻るとみているが、一時的な混乱には要注意。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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