ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]トルコリラショック

週明け早朝にトルコリラが対ドル対円で急落したことでドル円クロス円もともに急落。ユーロやポンドなど主要通貨も下落したがその後は窓を埋める動きが強まりほぼ往って来い。リラが相場主役の1日となった。

先週末にトルコのエルドアン大統領がこれまで引き締めを掲げていた中銀総裁を更迭。新たにハト派の中銀総裁が就任。この報道を受け週明けシドニー市場でトルコリラが対ドル対円でも急落して始まった。
リラ円の急落によりドル円が108円55銭まで下落すると主なクロス円が損切りを巻き込み急落。ユーロドルやポンドドルなどもつられて下落した。
早朝の薄商いの中ということもあり窓が開いたことで、徐々にドル円クロス円の窓埋めの動きが強まった。
しかし、損切りなどの売りが重荷となりその後もドル円クロス円ともに上値の重い展開が続いた。また、先週末にNY市場が下落したことで日経平均株価もつられ安となりリスクオフの円買いもドル円クロス円の上値を抑えた。
欧州市場では最初リスクオフのドル買いが先行したものの、その後ダウ先物が下げ幅を縮小。ドル売り戻しの動きが強まりドル円も108円62銭まで押し戻された。
その後はダウ先物が下げ幅を縮小するとクロス円全般に買い戻しが入った。
NY市場ではダウが小幅マイナスで始まったもののその後は3指数ともに底堅い動きとなり米長期金利が低下。
結局ドル円クロス円ともに1日を通して早朝のトルコショックにより急落した窓を埋める往って来い。
ただ、トルコショックを除いてみると米長期金利が落ち着きを取り戻したことで市場に安心感が広がり始めている。
そろそろ金利も天井に近付いたのか調整なのかはまだわからないが金余り現象には変わりはない。
トルコショックで全体のポジションが短期的ではあるがこなれたところもあり、しばらく落ち着いた動きが継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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