[全般]トルコリラショック
先週末にトルコのエルドアン大統領がこれまで引き締めを掲げていた中銀総裁を更迭。新たにハト派の中銀総裁が就任。この報道を受け週明けシドニー市場でトルコリラが対ドル対円でも急落して始まった。
リラ円の急落によりドル円が108円55銭まで下落すると主なクロス円が損切りを巻き込み急落。ユーロドルやポンドドルなどもつられて下落した。
早朝の薄商いの中ということもあり窓が開いたことで、徐々にドル円クロス円の窓埋めの動きが強まった。
しかし、損切りなどの売りが重荷となりその後もドル円クロス円ともに上値の重い展開が続いた。また、先週末にNY市場が下落したことで日経平均株価もつられ安となりリスクオフの円買いもドル円クロス円の上値を抑えた。
欧州市場では最初リスクオフのドル買いが先行したものの、その後ダウ先物が下げ幅を縮小。ドル売り戻しの動きが強まりドル円も108円62銭まで押し戻された。
その後はダウ先物が下げ幅を縮小するとクロス円全般に買い戻しが入った。
NY市場ではダウが小幅マイナスで始まったもののその後は3指数ともに底堅い動きとなり米長期金利が低下。
結局ドル円クロス円ともに1日を通して早朝のトルコショックにより急落した窓を埋める往って来い。
ただ、トルコショックを除いてみると米長期金利が落ち着きを取り戻したことで市場に安心感が広がり始めている。
そろそろ金利も天井に近付いたのか調整なのかはまだわからないが金余り現象には変わりはない。
トルコショックで全体のポジションが短期的ではあるがこなれたところもあり、しばらく落ち着いた動きが継続するとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |