ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]コロナ感染拡大懸念で円買戻し継続

欧州でコロナ感染が再び拡大する中でこれまでの金利上昇や株高に変化が見られ始めている。ワクチン接種の広がりやその効果に関して懸念が高まる中でリスクへの警戒感が円買いの動きを加速させている。

昨日の東京市場では前日のNY株式市場がマイナスに転じたことで日経平均株価も続落。
オセアニア通貨を中心としたクロス円の売りが継続する中でドル円は108円45銭まで下落。円全面高の展開が続いた。
欧州市場に入っても円買いの流れが継続。この日発表された英2月CPIが予想を大きく下回ったことでポンドは1.3674まで下落。ユーロもつられて売りが先行した。
その後発表されたドイツやユーロ圏、そして英国の製造業・サービスPMIがそれぞれ予想を上回る結果となったことでユーロやポンドの買い戻しが入るなど往って来い。
ただ、米長期金利が上昇するとドル買いの動きが強まりユーロやポンドの上値は抑えられた。一方ドル円は売られ過ぎた反動もあり上昇。ダウ先物も上昇したことでクロス円の買い戻しも見られた。
NY株式市場が三指数ともに反発して始まるとドル円はこの日の高値となる108円95銭まで上昇。
しかし、その後米5年債入札が好調な結果を示すと米長期金利が低下。ダウも急速に上げ幅を縮小するとドル円は108円65銭まで下落。クロス円も再び下落に転じるなどリスクオフの円買いの流れに戻った。
結果的にNY株式市場は三指数ともにマイナス、長期金利も債券買いが入り金利は低下傾向で引けている。
コロナ危機が後退し世界経済が正常化に向かうとの見方から米長期金利が上昇したが、その流れに変調がみられ始めている。
欧州でのコロナ感染が再び拡大し始めたことや、ワクチン接種が遅れていることがきっかけとなった。
しかし、ワクチンがより世界にいきわたるのは時間の問題であり、再び感染者が抑えられる結果が示されるとみられる。
また、今月は期末のリバランスの動きも円買いを促す要因となっている。
これらが収まるまでは反動の円買い戻しが続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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