[全般]米ヘッジファンド損失で荒れ相場
昨日の週明け東京市場でドル円は109円80銭付近まで上昇して始まったがその後下落に転じた。ドル円のスポットバリューが2営業日後の31日期末ということからポジションの手じまいによる円買いが強まった。
また、米ヘッジファンドのアルケゴスキャピタルがレバレッジを使った取引で多額の損失を被ったことで、デフォルトに伴うポジション解消を発表。野村證券も20億ドル規模の損失が発生したことが明らかとなったことからリスクオフの円買いが強まりドル円は109円38銭まで下落した。
ただ、同時にリスクオフのドル買いも強まったことでドル円も下げ止まった。
欧州市場ではポンド買いが先行。対ドル対円で買いが入るとクロス円全般が上昇しドル円もつられて買い戻しが入った。
NY市場でもアルケゴスキャピタルの損失を受けダウがマイナスで始まるなどリスクオフが先行。しかし、市場ではワクチン接種の拡大や大規模追加経済対策による景気回復期待は根強く株価も反発。米長期金利も1.7%台を回復したことでドル買いが強まった。特に、上昇していたポンドは上昇前のレベルまで押し戻される往って来い。
結果的にダウは史上最高値を更新するなどリスクオンの流れは継続。
今日からスポットバリューは4月に入ることからレパトリによる円買いは終了し新たに外債買いの動きが活発になるとの見方もある。
ただ、株式市場はここにきて荒っぽい動きが目立つようになっている。
米長期金利の上昇がさらに進むようなら株式市場の急落にもつながりかねないが、今の強気相場はまだ継続。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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