ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[米ドル/円] 調整売りが上値圧迫


ドル/円は突っ込み買い。アナリストによる「金融機関業績悪化見通し」を手掛かりにファンド・投機筋を中心に売りが先行、米株式相場は反落。一方、原油・金相場は、ドル下落・「IEA(国際エネルギー機関)需要増加見通し」にも関わらず、ファンド・投機筋によるポジション調整売りが続き、続落して取引を終えた。株式・商品相場ともに下落したが、「米国景気見通し」に対する思惑が交錯しており、取引内容は相反している。ドル/円は切り替えしているが、「ユーロ圏経済見通し」に不透明性が絡み始めたことが背景にあり、「米国経済見通し」が改善したわけではない。金融混乱が続くなか、依然として「アナリストによる見通し」も不確実性が高く、短時間で売り買いが逆転するケースも目立っている。ただ、投資家も手掛かりがなく、不確実な情報で相場が動く場面も多い。影響力が最も大きい「米国金融市場」で、繰り返されている「現象」だけに、一般投資家としては極めて対応が難しい局面と言える。ドル/円はやや軟化しているが、急速な上昇に対する警戒感からポジション調整を背景とした「ドル売り」が上値を圧迫している。米国時間に発表される米・経済指標では「米・7月小売売上高」に市場が注目しているが、前月(前月比0.1%増加)から減速すると予想(中央値/前月比0.1%減少)されている。市場参加者の大半は「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、108円50銭以上は調整売りを優先、経済指標見極めを優先したい。




テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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