ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-04

[全般]疑心暗鬼の株式市場

昨日のNY市場では前日大幅安となった株式市場が一転、三指数とも上昇に転じた。米長期金利上昇も一服するなど前日とは打って変わりリスクオンの動きが戻った。ただ、FRBのテーパリングへの思惑は払しょくできず、一度疑心暗鬼に捉われた市場を立て直すのは難しい。
昨日の東京市場は前日に発表された米CPIが予想を大きく上回ったことでFRBのテーパリングへの思惑から株式市場が下落した流れを継いで日経平均は三日続落。リスクオフのドル買いが先行しドル円は109円78銭まで上昇して始まったものの実需の纏まった売りが入ると109円49銭まで押し戻された。その後買い戻しが入るなど一進一退の動きが続いた。
欧州市場が始まったところで米長期金利低下を受けドル売りが先行。ユーロドルは1.21ドル台に乗せたものの米金利の先高観が強まると1.2052まで押し戻されるなど荒っぽい動きが続いた。
NY時間に発表された米4月PPIは予想を上回ったものの前日のCPIで既に市場は織り込み過ぎた反動から米長期金利は寧ろ低下。株式市場は金利低下を好感し前日とは打って変わり三指数ともに上昇に転じるとドル売りが先行。ドル円は109円40銭まで押し戻されるなど方向感の掴みにくい状況となった。
CPIの結果は市場にFRBの早期テーパリングへの思惑を確信させるものとなった。一方FRBは物価上昇は一時的との認識を変えていない。
ただ、欧米のワクチン接種が行き渡りコロナ前の経済に向けた回復が進むことは間違いない。
市場とFRBとの物価に対する見方の温度差を埋めるのは難しく、今後も疑心暗鬼の中で株や債券、そしてドルは暫く一喜一憂の相場展開が続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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