[全般]米長期金利低下でドル全面安
週明け東京市場では商品相場が軟調な動向を受け資源国通貨の豪ドル売りが先行。中国が「商品先物を巡るいかなる違反も容認しない」との報道を受け銅価格が下落。ドル売りが強まるとドル円は109円付近から108円80銭付近まで下落した。
欧州市場でもドル売りが先行しユーロやポンドも上昇して始まったが、その後ユーロポンドの纏まった買いが入りポンドが急落。一時的にドル買いが強まるとドル円も109円付近まで上昇。
その後ポンドの下げが収まったもののユーロは底堅い動きが継続するとドルは全般に上値が抑えられた。
NY市場では株式市場は続伸して始まると米長期金利が低下。高止まりしていたドル円も一気に108円71銭まで下落。
ブレイナードFRB理事が「インフレが上振れ持続する可能性は低い」など市場のテーパリングの思惑を抑える発言もあり金利を押し下げた。結果、株式市場も好感し3指数ともに続伸し円安の動きも重なりドル円の下支えとなった。
この日はベイリーBOE総裁が「物価上昇が予想されるが長期的な影響は及ばない」など、FRBと同様に市場のテーパリングへの思惑を打ち消す動きが目立つ。
今のところ落ち着いてはいるが各中銀が早晩テーパリング実施に動き始めることは必至。
その前に株や債券、そしてドルも少しずつポジションの縮小に動き始めるとみる。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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