[米ドル円]ドル買い先行の反動

バイデン政権の6兆ドル規模予算提案を受け株式市場は上昇し円安が進む一方でテーパリングの思惑が高まり米長期金利も上昇。ドル高円安の動きを受けドル円は週末110円20銭まで上昇した。テーパリングの思惑は株式市場にとってはネガティブ材料でもあるが上昇するなど良いとこどりの様相を呈している。
予算提案がすんなり可決するとは思えず、財政赤字拡大への懸念も高まりかねないなかで期待が先行し過ぎているように見える。
ドル買い材料を先に織り込む状況で雇用統計に向かうようなら予想を下回ったときには反動が一気に噴き出す可能性もあり注意したい。
予想以上の高結果となったとしても先月同様に、コロナ禍での数字だけに一時的な反応になりかねない。
テーパリング議論への思惑が高まり111円を目指す展開もあるが、最後は上値の重い展開を予想する。
本日のドル円予想レンジ:110円20銭(76.4%)~109円50銭
今週のドル円予想レンジ:111円00銭~108円80銭(50%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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