[ユーロ円]ラガルドECB総裁発言に反応薄

先週末に急落した反動からユーロ円は上昇。週末金曜日の下落幅をほぼ解消した。
週明け東京市場でユーロ円は先週末の売りの勢いが継続し4月23日以来の安値130円05銭まで下落。その後ドル円は反発するとユーロ円も買い戻しの動きが活発となり131円台を回復。NY市場では株式市場が上昇するとリスクオンの円安が強まりユーロ円は先週金曜日の下落前のレベルまで戻す往って来いとなった。
昨日はラガルドECB総裁が「必要なら利下げの余地がある」と発言したが市場の反応は限られた。それだけ今の相場はFRBの緩和政策の転換を意識したものであることが分かる。
米長期金利の上昇⇒ドル円上昇⇒クロス円上昇といった連動性がみられる中でそろそろ米長期金利も頭打ちから逆のスパイラルになる。
今日のNY株式市場が上昇すれば一段の円安が進むとみるが、そろそろ天井に近付いている。
50%戻しとなる132円付近で上値が抑えられるようなら再び下落に転じる可能性が高い。
ユーロ円予想レンジ:132円00銭(50%)~130円60銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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