[全般]雇用統計前にポジション巻き戻し
昨日の東京市場では日経平均株価が急落して始まるとドル円は110円46銭まで下落。クロス円もつられて下落するなど円が全面高。その後株価の下落幅が縮小すると円の売り戻しも見られドル円クロス円ともに買い戻しが入った。
買い戻しの流れは欧州市場に入ると一層強まりドル円は110円75銭まで上昇。米長期金利の上昇もありドル買いが同時に強まったことでクロス円は上値が抑えられた。
ドル買い戻しが一巡すると今度はドルは売りに転じたがその後買い戻されるなど方向感の定まらない動きが続いた。
NY市場では1.5%に乗せていた米長期金利が1.4%台に低下したことでドルは全般に上値が抑えられドル円は東京の安値とほぼ同レベルの110円44銭まで下落したが下げ切れずに買い戻しも見られた。
特に目立った材料がない中で週末の雇用統計を控え先週上昇したクロス円やドル円の巻き戻しが目立っている。
ポジションが軽くなっている状況で本日はユーロ圏HICPや英国とカナダのGDP、そしてADP雇用統計が発表される。
米ドルだけではなくユーロやポンド、カナダドルにとって予想外の結果が示されるようなら上下に振らされる可能性が高い。
ただ、週末の雇用統計があるだけに短期的な動きから「往って来い」になりやすいので手じまいは早めにしておきたい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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