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2024-05

[全般]FOMCと中国恒大集団

FOMCでは予想通り早期のテーパリングや利上げ時期前倒しの金利予想などが示された。また、パウエル議長もタカ派的な発言内容となりドルは上昇。また、中国恒大集団への懸念が後退したことで株式市場も堅調に推移し、ドル円は109円後半まで上昇している。

昨日の東京市場でドル円は中国不動産会社のデフォルト懸念やFOMC会合を控え109円12銭まで下落。しかし、その後中国恒大集団が23日の利払いを一部実施するとの報道を受けリスクオフからオンに一転。円安が進みドル円は109円ミドルまで上昇しクロス円も全面的に買い戻された。連休明け中国の上海総合指数も小幅な上昇となるなど安心感が広がった。
欧州市場でも中国恒大集団の債務問題への懸念が後退したことを受け各国株式市場は軒並み上昇して始まったもののFOMC会合を控えユーロやポンドは様子見姿勢が強く値動きは限られた。
NY市場ではダウが上昇して始まるとドル円クロス円ともに底堅い動きが先行。しかし、FOMC会合を控えているだけに鈍い値動きが続いた。

注目のFOMC会合声明では「予想通りに進展が続いた場合、委員会は資産買い入れペースの減速(テーパリング)が近く正当化される可能性があると判断」と指摘。また、メンバーらが示した政策金利予想(ドットチャート)では、2022年の利上げ開始が18人中9人(前回は7人)に増え、22年に利上げを開始し、ゼロ金利政策を解除する見通しとなった。また、23年の利上げ回数は前回の2回から3回に引き上げられた。
発表後ドルは買いと売りが交錯する場面も見られたが利上げ期待から買いが優勢となった。
その後のパウエルFRB議長記者会見でも「早ければ次回FOMCでテーパリング発表の可能性」「テーパリングは22年の年央までに完了する可能性」といつもよりもタカ派的な発言となったこともドル買いを促しドル円は109円90銭まで上昇。
また、中国恒大集団が利払いを一部実施するとの報道でNY株式市場も、三指数ともに上昇したことで円安が進んだこともドル円の下支えとなった。
注目のFOMC会合はややタカ派的ではあったがほぼほぼ予想内の結果となり目先の波乱リスクは後退。
また、中国恒大集団への懸念も後退したことで市場全体にリスクオンの動きが広がっている。
ただ、中国恒大集団の利払いなどは今後一月続くことから再びデフォルト懸念が広がりかねない。
また、新型コロナ感染の拡大による米経済への影響が高まればテーパリング実施も再び先送りの可能性も残る。更に米国債務問題も燻る中でリスクオンも一時的とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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