ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]ドル高円高継続

FOMC会合では予想通り11月からテーパリングが開始されたが利上げに関しては慎重な姿勢が示されたことで米長期金利が低下しドル売りが進む場面も見られた。しかし、その後発表された米雇用統計が予想以上に好調な結果を示したことや10月CPIが31年ぶりの6%台に乗せてきたことで早期利上げが意識されドル買いが進んだ。
しかし米10年債利回りは1.5%台と一時期の1.7%台からは低下しており日米金利差から見ると大分織り込まれていることからドル円は114円台が重くなっている。
またユーロが1.15ドルの節目を割り込み豪ドルやカナダドルといった資源国通貨も下落する中でクロス円全般に売りが強まったことから円買いも進んでいる。
結果的にドル高円高相場が続く中でドル円は綱引き状態となった。
一方で株式市場は依然としてリスクオンの動きが続くものの世界的に緩和政策の転換が進むなかでいずれ余剰マネーが後退する時期も近付いている。
楽観的な見方が続くものの常に爆弾を抱えていることも確かであるが今のリスクオン相場がしばらく続くことになりそうだ。
今週は米国10月小売売上高が前月を上回る上昇が見込まれるが急速な物価上昇は米国にとっては寧ろネガティブ材料となることからドル売りで反応する可能性もあり注意が必要だ。
また、今週はユーロ圏のHICPが発表されるが天然ガスの高騰などから予想を上回る結果となれば下落が続くユーロの買い戻しのきっかけとなりドル売りが進む可能性もある。
ただECBとFRBの金融政策の温度差からユーロ買いは一時的でドル上昇トレンドは継続するだろう。
結果的にドル高円高の流れは今週も継続すると予想する。
もしドル売りが強まる時があるとすれば今週末の感謝祭でハト派のブレイナードFRB理事が次期議長に選ばれる時か為替報告書で為替問題が指摘される時か。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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