[全般]雇用統計控えNY株価反発
昨日の東京市場では米長期金利が上昇したことを受けドル買いでスタート。また、同時に時間外NYダウも上昇したことでリスクオンの円安もありドル円は113円台に上昇。クロス円も全般に底堅い動きとなった。
欧州市場でもドル買いが先行しドル円は113円33銭まで上昇したが依然としてオミクロン株感染拡大への懸念が強く株価は下落。米長期金利上昇幅が縮小したことでドル売りが強まるとドル円は112円71銭まで押し戻された。
NY時間に発表された前週分新規失業保険申請件数は22.2万人と予想の24万人を下回ったことでNY株式市場は大きく上昇。
リスクオンの円安が強まるとドル円も113円台に回復し引けている。
この日はFOMC会合前のブラックアウトにより多数のFOMCメンバーによる早期テーパリングが必要との発言が相次いだ。
ボスティック・アトランタ連銀総裁は「22年第一四半期末までにテーパリングを終了することが適切になる」「来年末までには少なくとも2回の利上げが正当化される」と発言。デイリー・SF連銀総裁も「テーパリングの加速が必要」と発言するなどほぼ全員が利上げに前向きな姿勢を示した。
今日の雇用統計が予想通り好調な結果を示すようなら早期テーパリングへの条件が整うことから利上げ期待のドル買いが強まるとみる。一方で昨日上昇に転じたNY株式市場の動向に注目が集まる。
オミクロン株への懸念もあり、昨日の上昇が調整の戻しとなれば再び大きく下落するリスクが燻る。
もし株価が下落するようならドル買い以上に円買いが進む可能性もある。
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