[カナダドル円]OPECプラス増産計画維持でカナダドル下げ止まり

昨日開かれたOPECプラスでは現行の40万バレルという小幅な増産計画が維持されたことで原油価格は一時62ドル半ばまで下落した。一部でオミクロン株拡大により増産停止や増産縮小への思惑が広がっていただけに失望売りが強まった。
これを受け資源国通貨であるカナダ円も87円80銭まで売り込まれた。
しかしパニック的な売りも一巡すると原油価格が上昇に転じたことでカナダ円も反発。
NY株式市場も三指数ともに大きく上昇したことからリスクオンの円安も重なりカナダ円は88円40銭まで上昇して引けている。
本日NY時間に発表されるカナダ11月雇用統計は新規雇用者数の増加や失業率の低下が予想される。予想通りであれば一段のカナダ買いが強まる可能性もあるが同時に米雇用統計も発表される。この結果によるNY株式市場の動向次第では円買いが進みカナダ円も下落幅を拡大する可能性もある。
いずれにしても上下どちらかに大きく振られやすい状況であり、大きく動いた後にポジションを持ちたい。
カナダ円予想レンジ:89円10銭(38.2%)~87円90銭(BB下限)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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