[米ドル円]FOMCとリスクへの警戒

先週はオミクロン株の懸念が広がりドル円は112円70銭付近から始まったが既存のワクチンの効果が高いことや重症化しないとの見方から懸念が後退したことで113円95銭まで上昇。NY株式市場も大きく上昇するなどリスクオンの円安が強まった。また、米前週分新規失業保険申請件数が52年ぶりの低水準となったことやCPIも前年比6.8%と39年ぶりの高い伸びとなったものの過度なインフレ懸念は後退。今週開かれるFOMC会合では予想通りテーパリング額を拡大し早期の利上げを行う可能性が高い。
ただ、市場は大分織り込んでいることもあり予想通りであれば一旦はドル売りで反応する可能性が高い。
また、オミクロン株や米中、米ロとの緊張関係の中でちょっとしたネガティブ材料に対しては過敏に反応しそうだ。NY株式市場も依然として値動きが荒い中で早期利上げに対して一時的に下落幅を拡大する恐れもあり一本調子のドル円上昇も考えにくい。
ただ、日米金融政策の違いによるドル買い円売りの流れは今後も継続することから押し目買いのチャンスを狙いたい。
本日のドル円予想レンジ:113円90銭(BB中心)~113円20銭
今週のドル円予想レンジ:114円40銭(61.8%)~112円30銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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