[全般]薄商いの中で動意乏しく
昨日の東京市場は前日のNY株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安が先行。ドル円はひと月ぶりに114円95銭まで上昇したがシドニー市場が休場ということもあり買いは続かずに失速した。
欧州市場ではユーロ買いが先行。この日ロシアがウクライナと国境を接する地域などでの1万人以上の兵士を通常の配置に戻すと発表したことを好感したユーロ買いが強まり、一時1.1333まで上昇した。
しかしNY市場が始まると一転。ユーロは対ドルだけではなく対ポンドなどでも売りが強まると1.1290まで押し戻された。
一方NY株式市場ではダウが続騰。米疾病予防管理センター(CDC)は新型コロナ感染者が無症状の場合は推奨隔離期間を10日から5日に短縮すると発表。人手不足によるものだが市場はオミクロン株の重症化や入院リスクが低いとの見方が広がり、リスクオンの動きが強まった。
ただ、この日は英国やカナダが休場ということもあり大きな動きは見られずドル円クロス円ともに動意が乏しく推移している。
今日から市場は通常の状態に戻るものの年末を控え値動きは更に狭まる可能性が高いが、オミクロン株や地政学的リスクが高まるようなフラッシュニュースが出れば市場は一気にリスクオフに偏る可能性もあり、ポジションは軽めにしておきたい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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