[全般]FOMC控え不安定相場
昨日の東京市場でドル円は米金利の先高観から114円台に乗せて始まったがその後は日経平均株価だけではなくアジア全般の株式市場が軟調に推移する中でリスクオフの円買いが進みドル円は113円67銭まで下落した。
しかし欧州市場に入ると一転。欧州各国の株価が上昇して始まるとクロス円を中心に円売りが強まりドル円も114円15銭まで反発。しかし米長期金利が低下し始めるとドル売りが強まったことでドル円も下落に転じた。
NY市場ではダウが大きく下落して始まるとクロス円も全般に売りから始まったがその後は株価が乱高下する中、引けにかけては持ち直しの場面がみられドル円クロス円ともに往って来いとなった。
ウクライナ情勢の緊迫化や明日未明に開かれるFOMC会合を控え株式市場が不安定な動きの中でドル円クロス円ともに方向感の定まらない動きが続いている。
FOMC会合では、一部で引き締めを早めるとの見方が広がりそれが株価の不安定要因の一つとなっている。今回の会合でこれまでの内容を踏襲するメインシナリオが示されるようなら一先ず株式市場の安定につながる可能性が高い。
ただ、ウクライナ情勢の緊迫化や物価上昇による経済への影響など株式市場にとっては依然として不安感が燻る中で一時的な安定に留まるとみている。
結果的に米長期金利は1.9%程度で抑えられるなかでリスクオフの円買いが継続する可能性は高いのではないか。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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