ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]FRBメンバータカ派発言とロシア制裁強化

ロシアによるウクライナ首都近郊での大量殺人疑惑で欧米からロシアへの制裁強化が強まると同時にFRBメンバーのタカ派発言でドル高円安が進んでいる。

昨日の東京市場では日銀の黒田総裁が為替に関し「今回の為替相場の変動はやや急、引き続き注視」との発言を受けドル円の売りが先行。しかしFRBの引き締め強化への見方から122円前半からミドルでは底堅い動きとなった。
欧州市場に入るとユーロ円を中心に円売りが先行。しかしその後ロシアのジェノサイド疑惑が高まり、欧州がロシアからの石炭の輸入停止を検討しているとの報道から欧州経済への悪影響が懸念されユーロ売りに転じた。
NY市場が始まったところでブレイナードFRB理事が「インフレが高すぎる状況で上振れリスクにさらされている」「利上げを直実に進める一方でバランスシートの縮小を5月にも開始する」と発言。ハト派の最右翼として知られるブレイナード理事が一転してタカ派的発言をしたことで米長期金利は上昇。ドル買いが強まりドル円は123円台に突入。
この日は更にジョージ・カンザスシティー連銀総裁も「インフレを低下させるために、中立金利よりも金利を上げなければならない可能性」と発言。デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「早ければ5月にもバランスシートの縮小を開始できる」など、タカ派発言が相次ぎドルは一段と上昇。
特に欧州のロシアへの制裁強化でユーロ売りが強まり、ユーロドルは1.09ドル付近まで下落した。
結果的にロシアとウクライナの戦争が停戦に向かう可能性は再び後退し、混乱は長期化する可能性が高まっている。
ただ、市場は戦争の影響やFRBの更なる引き締めに対して大分織り込んできており今後はレンジ内での動きに入る可能性が高いように見える。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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