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2024-02

[全般]米長期金利、ドル、そして円安調整の動き

昨日のNY時間に発表された米3月CPIはほぼ予想通りとなりドル売りで反応。しかしFRBの金融引き締め政策に変わりはなくドル買い戻しが強まった。

昨日の東京市場では米長期金利が上昇したことでドルは底堅い動きで始まった。しかし、その後鈴木財務相が最近の円安に関して「為替の急速な変動は望ましくない」と発言したことで、市場は円安けん制発言と受け止めドル円は125円11銭まで下落。しかし、ドル買いの勢いは根強く直ぐに買い戻された。
欧州市場に入るとドル買いが先行しドル円は125円75銭まで上昇したものの、前日の高値125円77銭には届かずに失速。
NY市場が始まったところで注目の米3月CPIが発表。前年同月比で8.5%と予想の8.4%を上回ったものの概ね予想通りとなり、この数値であればFRBの利上げペースを更に加速させるほどではないとの見方から米長期金利が低下するとドル売りで反応。124円76銭まで高値から1円近く下落。ユーロドルも1.09ドル台に反発した。
しかし、その後ブレイナードFRB理事が改めて「バランスシート縮小は早ければ5月に決定し、6月から実施される可能性」と発言したことで再びドル買いが強まるとドル円は125円台に回復。また、この日プーチン・ロシア大統領が「ウクライナとの交渉は行き詰まっている」「ウクライナはトルコでの合意から逸脱している」などと発言したことで情勢の混迷が懸念されたこともユーロ売りに繋がった。また、米長期金利の低下がドル売りを促しユーロの下げも限定的となった。
ドル円が2015年6月以来の高値125円77銭まで円安が進んだことで、結局2.8%台まで上昇した米長期金利が低下するなど調整的な動きが全般に入った。
しかし、日銀の執拗な緩和政策継続による円安、FRBの積極的な金融引き締め、ロシアのウクライナへの攻撃継続などの流れに変化はなく、この一連の動きは調整の域を脱していないとみることが出来る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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