[全般]ECB引き締めに動き始める
昨日の東京市場ではドル円が134円55銭と20年ぶりの高値を更新して始まった。しかし、その後は実需や利食い売りなどが入ると下落に転じた。同時に米長期金利も低下したことから欧州市場に入ると133円19銭まで売り込まれた。しかし売りが一巡すると再び買いが入り反発。
この日はECB理事会が開かれ7月1日に量的緩和APPを終了し同月に0.25%の利上げに踏み切ることを発表しユーロ買いで反応。インフレが鎮静化しなければ9月の会合でより大幅な利上げの可能性が示唆された。
ラガルド総裁は「インフレは暫くの間望ましくない水準で物価高が続く可能性」「9月も政策金利を更に引き上げる見込み」と発言。市場は既にこの程度の引き締めを織り込んでいたことから発言後ユーロは下落に転じた。
NY株式市場は三指数ともに大きく続落。
本日発表される米5月CPIが8.3%と前年同月比で横ばいと予想され利上げペースが変わらないとの見方から米長期金利は上昇。ドル円は上昇幅を拡大し134円台を回復。134円44銭まで上昇して引けている。
ECBがFRBに続き引き締めに入ることを決めたことで、日銀だけが依然としてマイナス金利を継続するなど取り残された格好となり円安が進みやすい状況となった。
しかし、一方で世界的な金融引き締めによる景気後退への懸念が株価を押し下げリスクオフの円買いも強まることになりドル円の上値も抑えられる。
今日の米CPIの結果は今後のFRBの政策と同時に株価の動向も示すことになることから注目。
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