ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]FOMC会合と米経済指標

今週はFOMC会合が開かれ、利上げ幅が1%になるのか0.75%に留まるのか注目が集まる。
今週のFOMC会合を前に先週開かれた日銀会合ではこれまでの大規模金融緩和政策継続姿勢が示されたほか、黒田総裁が「利上げは全くない」「今の円安はドル独歩高によるもので少し利上げをしたとしても円安が止まるとは考えられない」など円安を容認するような発言からドル円は138円後半まで上昇。しかし、その後開かれたECB理事会では予想された0.25%を上回る政策金利0.5%の利上げに踏み切ったことでドル売りが強まると同時に世界的な景気減速懸念も拡大。更にバイデン大統領がコロナに感染したことが伝わるとドル売りが加速。ドル円はじりじりと下値を切り下げた。
週末のNY時間に発表された7月米総合PMIが好不況の分岐点となる50を割り込んだことでドル売りが加速。ドル円は136円を割り込み135円57銭まで下落した。
今週はFOMC会合の結果次第でドル売りの流れが更に加速するのか、或いはドル買いの流れに再び戻るのか注目が集まる。
市場は既にFOMC会合で追加利上げ幅が0.75%に留まるとの見方が増えており、もし1%の利上げに踏み切るようならサプライズでありドル買いが一気に進むとみる。
ただ、先週のECBと同様に急速な利上げは景気減速懸念も同時に高まることからドルの上値も限定的とみる。
今週は米4‐6月期四半期GDPや6月PCEデフレーターなどの重要指標が発表される。
GDPは前回1‐3月期がマイナスだったことから、今期もマイナスとなるとリセッション入りとの見方が広がりドル売りや株価下落に繋がることでリスクオフの円買いが強まりそうだ。
先週日銀の金融緩和政策継続姿勢が示されたもののECBも利上げに踏み切るなど、遅かれ早かれ日銀も追随するとの見方も市場に広がり始めているように見える。
ドル円も調整の売りが一巡すれば再び上昇するとの見方が根強いなか、FOMC会合の結果が流れを変えるのか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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