ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]ドル高円高

中国小売売上高やNY連銀製造業景気指数が予想を下回り景気減速懸念が広がったことで資源国通貨が下落。ドル高円高が大きく進んだ。

昨日の週明け東京市場では仲値に向けてドル売りが先行。ドル円は132円91銭まで下落したが仲値後には買い戻しが入るなど、短期筋中心の動きが先行。
その後発表された中国7月小売売上高が予想を下回ると景気減速懸念からコモディティー価格が下落。それに伴い豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が下落すると米ドルが全般に上昇し、ドル円も133円54銭まで上昇。しかし、その後は米長期金利の低下に併せてドルが下落。ドル円は東京の安値を下回ると損切りを巻き込み132円70銭付近まで下落。その直後に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を下回るとドル売りが加速し132円55銭まで下落した。一方米長期金利の低下が更に進みNY株式市場が上昇に転じるとドル円も反発。133円30銭付近まで押し戻されるなど往って来い。
結果的に世界的な景気減速懸念が広がる中でコモディティー需要が低下し資源国通貨を中心にクロス円が下落。ドル高と同時に円買いの動きが強まったことでドル円は綱引き状態となった。
ただ、米国では物価上昇がピークアウトしたとの見方が広がる中でドルの上値は重く、ドル高にも限界がありドル円の上値は切り下がったとみてよいだろう。
昨日のNY連銀製造業景気指数が予想を下回っても市場は景気悪化とは受け止めていない。景気減速が物価上昇を抑えるとの見方から金利低下期待で株価が上昇したが、ドル売りでの反応に繋がっていない。
FRBはインフレピークアウトに否定的で市場とのギャップがドルの方向性を掴みにくくしており、9月のFOMC会合にむけて短期筋中心の動きが続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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