[全般]ドル円150円台へ
昨日の東京市場では米長期金利の上昇を背景にドル買いが先行。また、この日発表された貿易統計では4-9月の半期で11兆74億円と最大の赤字を記録。円安要因も重なりドル円は149円97銭まで上昇。しかし介入警戒感が高まる中で150円には届かずにもみ合いが続いた。
しかし欧州市場が始まったところで150円07銭まで上昇し直ぐに149円60銭まで下落したがまた直ぐに買い戻された。覆面介入が入ったのかは分からないが神経質な展開となった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇して始まるとリスクオンのドル売りが先行。ドル円は149円56銭まで下落したがその後米長期金利が上昇すると株価も反落。ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が「年末までに金利は4%を大きく上回る」と発言。また、クックFRB理事も「インフレは依然容認できない程高い」などの発言を受け米長期金利は4.23%台に上昇するとドル円は150円を再度上抜け150円28銭まで上昇。
また、この日はトラス英首相が辞任を表明したことで1.12を下回っていたポンドは1.1236まで上昇。しかし米長期金利の上昇により1.12ドル付近まで押し戻されるなどポンドの上昇も一時的となった。
ドル円は介入警戒感が燻るものの日米金利差に加え貿易赤字の拡大による円売りも重なりじり高の流れが継続。また、ポンドやユーロも利上げ観測は高まるものの景気減速への懸念が上回り下落トレンドに変化は見られない。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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