[全般]FRB利上げペース鈍化を再確認か
先週は米国感謝祭を控え週初からドル買い戻しの動きが強まりドル円は142円前半まで上昇。しかし買い戻しが一巡すると再びドルは下落。米11月PMIや新規失業保険申請件数などの結果を受けFRBの利上げ幅のペース減速観測が高まりドル円は138円直前まで4円余り下落した。感謝祭で市場の流動性が低下する週末にはドル買い戻しの動きが強まったもののドル円は139円ミドル付近で上値が抑えられるなどドルの上値の重い展開を予想させた。
今週はFRBの利上げペースを占う上で重要な経済指標となるPCEデフレーターや週末の雇用統計の結果に注目。米インフレ上昇に歯止めがかかる内容となれば再びFRBの利上げペース鈍化への思惑が高まりドルは一段と下値を試す展開が予想される。
特に感謝祭で実質連休明けとなるNY市場では全般にポジションは軽くなっているとみられ、方向性が見えてくるようなら改めてポジションを膨らませてくることから一方向に傾きやすい。ただ、今週はパウエルFRB議長の講演で市場の思惑を抑えるような発言が予想され、そうなれば一時的にドル買い戻しの動きが強まりかねない。また、指標結果が予想と反対の結果が示された場合も同様に相場は荒れ模様が予想されるが、最終的にドル売りの流れに戻るとみている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |