[全般]調整一巡で円高再開
昨日の東京市場では円が買われドル円クロス円ともに売りが先行。ドル円は134円ミドルから133円ミドルまで1円近く下落。
欧州市場に入るとオセアニア通貨を中心とした売りが見られた一方でユーロやポンドなどが上昇したことでドル円は下げ止まった。
NY市場では新規失業保険申請件数が予想通りとなったものの米長期金利が低下。また、NY株式市場も三指数ともに反発して始まるとドル円は133円を割り込みそのまま引けている。クロス円も全面安となるなど日銀会合後の円高による修正の動きが一巡。再び円買いが始まったと。
ただ、今日は週末で月末、そして年末ということもあり来週にかけての動きは一年の方向性を見るうえで注目されており、決めつけには少し待つ必要がありそうだ。
今年のドル円は115円付近から始まり10月には151円94銭まで37円近く上昇。FRBが積極的な利上げを実施したことでドル高が相場を引っ張る格好となった。また、BOEやECB、その他主要国も引き締め政策に転換する一方日銀は頑なに緩和政策を継続したことで他通貨に対しても円安が進むなどドル円クロス円ともに上昇。円が最弱通貨となった。
しかし、12月の日銀政策会合で長期金利変動幅を引き上げたことから市場は事実上の利上げと受け止め円が全面高。また、FRBもこれまでの積極的な利上げペースを鈍化させる姿勢を示したことでドル売りが強まったこともドル円の下押し圧力となった。
来週は日本勢が正月休みの中で円が狙い撃ちされやすい。
一旦はドル円買い戻しの調整が一巡したように見えるが薄商いの中で一時的に買いが強まる可能性もあり年越しのポジションはできるだけ小さくしておきたい。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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