[全般]各国主要中銀の利上げ鈍化で円買い
昨日の未明に開かれたFOMC会合では予想通り0.25%の利上げに留まり今後も引き締めを継続するとしたものの、パウエル議長はディスインフレプロセスが始まったとし、利上げ停止時期が早まるとの見方が市場に広がりドル売りが進んだ。
その後開かれたBOE政策会合ではインフレが高止まりしているもののピークに達したとの見方が示されたことでポンドは下落。ECB理事会では今回も次回も0.5%の利上げが示されたもののその後は金融政策の見直しの可能性が示されたことでユーロも下落。結果的にドル買いが強まったものの同時に円との金利差縮小が意識されクロス円が全面安。ドル高と同時に円買いが進んだ。
先週はカナダ中銀BOCが利上げの一時停止を決定するなど各国主要中銀がこれまでの引き締め政策からの転換に動き出すとの見方が広がる中でそのペースの違いがドルやユーロなどの通貨同士の綱引きを生じさせることになる。ただ、この中での主役は基軸通貨のドルであり、ドルの動きを中心とした相場展開になりそうだ。
今日は米1月雇用統計が発表されるが、この中でも平均時給率が注目される。
前回と同様に賃金上昇鈍化傾向が示されるようならFRBの利上げ停止への思惑が更に進みドル売りが強まることになる。
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