[全般]FOMC議事要旨でドル上昇
昨日の東京市場早朝にドル円は瞬間135円05銭まで上昇したが直ぐに134円ミドルまで押し戻された。その後再び買われたものの134円96銭で上値が抑えられた。
欧州市場では米長期金利上昇によりドル買いが先行したものの135円には届かずに134円99銭で息切れ。その後米長期金利が低下するとドル円は134円35銭まで押し戻されるなど、全般にドルの上値は重かった。
一方、ブラード・セントルイス連銀総裁が「政策金利を5%以上に引き上げる必要」と発言。また、この日はFOMC議事要旨公開を控えタカ派的な内容が示されるとの見方からドル買い戻しの動きが強まりドル円も底堅い動きで推移。
そのFOMC議事要旨では「0.25%の利上げをほぼ全会一致」「数人が0.5%利上げを支持」「すべての当局者はインフレ目標のため更なる利上げに同意」などややタカ派的ではあったが予想内の内容にとどまった。
ただ、そのFOMC会合後に発表された米経済指標が強い結果を示したことで次の会合では更にタカ派に傾くとの見方もありドルは上昇。ドル円は135円手前の134円98銭まで上昇。ユーロは1.06ドルまで下落した。
この日は世界各国の株価が下落したことでリスクオフの円買いからクロス円全般に売りが目立ったこともドル円の上値を抑えた。
明日は米PCEデフレーターが発表され、これまでの米国経済の強さを見極めることになる。また、日本のCPIや植田次期総裁の所信聴取も控え、今日は特に目立った材料もない中で相場は様子見姿勢が続くとみる。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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