ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-02

[全般]円全面安

植田日銀総裁が改めて緩和政策継続への言及もあり円は全面安。

週明け東京市場では前週末に発表された米PMIの結果を受け急上昇したドルの修正からドル円売りが先行し134円を割り込んだ。その後米長期金利が上昇すると134円ミドル付近まで反発。
欧州市場が始まったところで発表されたドイツの4月IFO企業景況感指数が予想を上回るとユーロ買いが先行。また、ウンシュ・ベルギー中銀総裁やパネッタ・ECB理事のタカ派発言もユーロを押し上げた。
この日は植田日銀総裁が「物価基調はまだ2%を下回っているので緩和政策を継続」と発言。これまでの発言を踏襲したものだが円は主要通貨に対して下落するとクロス円は全面高。同時に米長期金利が低下したことでクロス円の買いが加速。ドル円は134円73銭まで反発。結果的に円独歩安となった。
今週末の日銀会合では一部でYCC修正などの可能性が示されるとの見方などから円買いが進むと思われたが、その期待をつぶされた格好だ。
特にECBは強気の姿勢を続ける中でユーロ円は昨年10月の高値を上抜け2014年12月以来の高値を更新。クロス円全般を押し上げた格好となった。
日銀の緩和政策継続への観測を背景に各国金融政策の違いに対して思惑が先行しやすい状況下で円は売られやすくなっている。
週末の日銀会合を控え思惑が先行しやすい相場展開が続きそうだが、先行し過ぎるとその反動も大きくなる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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