ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]円安けん制発言と米8月ISM非製造業景況指数

東京市場が始まりドル円が今年最高値となる147円後半に上昇したところで神田財務官が「こういった動きが続くなら、あらゆる選択肢を排除せず対応」「高い緊張感をもって注視」との発言を受けドル円は147円37銭まで下落。しかし、下げたところでは寧ろ押し目買いが入ると147円82銭と今年最高値を更新するなど一時的な効果しか見られなかった。その後米長期金利が低下すると147円02銭まで下落するなど米金利が相場を動かした。

NY市場が始まったところで米8月ISM非製造業景況指数が54.5と予想の52.5を上回るとドルが上昇。FRBの引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇。ドル円も147円70銭まで上昇するなどドルの底堅い動きが続いている。

また、この日は欧州や英国要人発言が相次いだ。
クノット・オランダ中銀総裁は「9月利上げの可能性を市場は過小評価している」との発言でユーロが上昇。一方で、ビスコ・イタリア中銀総裁は「利上げを停止できる水準に近づいている」との発言でユーロは下落するなどまちまちの意見が聞かれた。
また、英国でもベイリーBOE総裁が「インフレの低下がかなり顕著になる可能性」「インフレ低下は続く見通し」と発言。更にディングラMPC委員も「政策金利は既に十分に制限的」などのハト派発言を受けポンド売りが進むなど、全般にこれまでの引き締め政策の終わりに近づいたような発言が聞かれた。
FRBも引き締めの最終局面に近づいているものの、他の通貨に対しては相対的に引き締め長期化への観測がありドルは底堅い動きが暫く続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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