[全般]ECB利上げ打ち止めか
昨日の東京市場でドル円は輸出サイドからのドル売りが持ち込まれたことで上値の重い展開で始まった。一方で日経平均株価や上海総合指数などが上昇したことでドル円は147円手前で下げ止まった。
ユーロはこの日開かれるECB理事会を控え大人しい動きが続いた。
注目のECB理事会では政策金利を0.25%引き上げすることを決定。市場は据え置きと利上げの確率が五分五分とみていたことから発表後ユーロ買いで反応したがその後下落。声明により利上げサイクルが終了したと市場は判断。また、ラガルド総裁が「景気は今後数か月、低迷が続くだろう」との発言を受け更にユーロ売りが進んだ。
また、この日発表された米8月小売売上高が0.6%と予想の0.2%を上回ったことでドルが上昇。ドル円は147円58銭まで上昇したがユーロ円などのクロス円の売りで147円付近まで押し戻された。
ただ、欧米株式市場が大きく上昇したことで円売りが再開し147円ミドル付近に押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。
今回のECB理事会で利上げサイクル終了との見方からFRBもそろそろ終了に近いとみることもできる。
ただ、相対的にみて米国経済の強さを背景に目先のドルは底堅い動きが予想される。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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