[全般]ドル高調整か転換か
先週発表された米10月CPIが予想を下回ったことで物価上昇鈍化傾向を背景にドル売りが先行。前週からドルが買われていたその反動は予想以上に大きくドルは全面安。
一方で円はドル以外の他通貨に対して円キャリートレードが一段と強まるなど円安も同時に強まりドル円の下げは限られた。
その後発表された米小売売上高は予想を上回るとドル買い戻しが入った。しかし、その次の日に発表された輸入物価指数が予想以上に低下。改めてFRBの利下げ時期が早まるとの見方からドルは再び下落。それまで買われていたクロス円も同時に下落に転じるとドル円は150円を割り込み149円20銭まで下落。週末の買い戻しは入ったもののドル全般に上値は重かった。
FRBの年内利上げ確率がほぼゼロに近付く中でドル上昇トレンドが終了したとの見方が広がる。
今週は米国感謝祭を控えポジション調整が入りやすく、一段のドル売りが強まる可能性が高い。
それが調整の動きなのかトレンドを判断するにはもう少しデータを確認する必要があるものの、少なくともドルの動きに変化が出始めたことは確かだ。
一方で円は依然として売られやすい状況に変わりはなく、対ドル以外のクロス円の買いはもう暫く継続するとみている。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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