[ユーロ円] トリシェ発言で弱含み


世界銀行が今年の成長率は過去最悪になると発表されるなど、早期の景気回復期待が急速に遠のきNYダウは200ドル近い大幅な下落となった。
トリシェECB総裁は「米国が強いドルについて発言する事は非常に重要だ」と、ユーロを意識的に押し下げる口先介入とも取れる発言だ。また、英国が決断するならユーロ圏すべてが英国を歓迎するなどの発言も結果的にユーロポンドでユーロ売りが加速した。これらの発言は目新しいものではないものの、FOMCの前ということもあり市場は神経質に捉えたようだ。更に欧州時間に発表されたドイツIfo景気動向の数字が85.9と予想をやや上回ったものの、アッベルガーIfoエコノミストは現状は依然として悪いものでECBの1%金利は適切との発言などでユーロは値の重い展開が続いた。ユーロ円は134円ミドル近辺まで一時売り込まれたが先週の安値である132円40銭を目の前に折り返した。時間足で見ても先週の20日からボリンジャーの下限バンドに沿ったバンドウォークが続いており、依然としてクロス円全般の売りの勢いは強いことから、再び下値を試す展開と見る。
予想レンジ133円80銭~131円50銭(ボリンジャーの下限バンド)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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